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■つぼみが落ちる
せっかくついたつぼみが、開花せずに落ちてしまう場合、以下の4つの可能性が考えられます。
可能性@ 乾燥
<対処>特に乾燥する冬季に多い。胡蝶蘭取り巻く空中の水分不足により蕾が落ちている場合は、霧吹きなどで直接、花や葉に水分を与えたり、過湿状態にした箱の中に入れておくなどの対処をする。冷暖房器具の風が当たっている場合もあるので、確認し、必要であれば置き場所を変更する。
可能性A 根腐れ
<対処>根腐れなど、株自体が根本的に弱ってしまっている場合は、長期的療養が必要。植替えなどして一から育てる。原因としては、水遣り過多などが挙げられる。
可能性B 害虫
<対処>ダニなど、目に見えないくらい小さな害虫がいる場合、蕾の中に入り込み成熟前の花粉を落とすなどして、受粉完了と勘違いをさせていることがある。殺虫剤、殺ダニ剤(アクテルック乳剤、ダニカットなど)を使用する。
可能性C 気づかずに触れた、当たったなどの、外部的な衝撃
<対処>安全な場所に移動して様子を見る。まだ落蕾が続くようなら、他の原因を考える。