トップ>胡蝶蘭の育て方メニュー>胡蝶蘭が咲き終わった後の管理
胡蝶蘭は長くお花を楽しめます。
一般的には、半分ほど枯れてきたら、花茎を根元から切り落とし切花にして楽しむのが株には理想的ではありますが、私個人的にはお花が全部咲き終わったあとに花茎を切って来年の開花に備えていただければと思います。
■作業に入る前に
作業前には手をキレイに洗ってください。
ハサミは病気が伝染しないように火であぶって消毒したものを使用してください。
■ラッピングについて
ギフト用ラッピングは10日くらいたったら取り去りましょう。カビが生えやすく、
根腐れの原因となります。
■胡蝶蘭の管理について
胡蝶蘭はポリポットに1株ずつ育てられたものを、化粧鉢に寄せ合えしていますので、
化粧鉢から1株ずつ取り出し別々に管理して下さい。
形よく見せる為に、化粧鉢に寄せ植えして出荷されているので、
ぎゅうぎゅうの化粧鉢の中より1株ずつ管理した方が、株が生長に良いです。
その後、花茎に沿わせてある支柱を取り除きます。
■胡蝶蘭の花芽の切り方
【基本の切り方:株を健康に育てたい場合】
なるべく短く、根元でカットしてください。
根元から切った場合、株の力が蓄えられます。株に力があれば秋に花芽が出始め春に花を楽しむことができ、長年にわたって花を咲かせられます。 |
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【裏技:すぐに花を咲かせたい場合】
2〜3節目でカットしてください。
切った下の節の所から新しい花芽が出やすくなります。
ただし、連続して花を咲かせると株の力が弱まるので、長く育てたい場合は根元からカットして下さい。 |
■コンディションがよくない株は植替えをしてください。
・根ぐされ、カビなど根の状態の悪い株・・・・・・・バークで植替え / ミズゴケで植替え
・根がポリポットにパンパンに張った元気な株・・・・・・・・・・・・・鉢上げ