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最終更新日2023/10/25
トップ>胡蝶蘭生産者の栽培流れ
胡蝶蘭はどのように育てられているのか? ふだんはあまり知ることのできない 生産場の様子を皆さんにご紹介します!!
胡蝶蘭の苗は一般的に写真のようなフラスコ苗で入手します。フラスコ苗は内部が無菌状態になっており、東京ドームの国際ラン展やその他店頭で購入することができます。 胡蝶蘭の苗には実生苗とメリクロン苗があり、実生苗とは花同士を交配させ種を取ったもの、メリクロン苗とは良いと思われる固体をバイオ技術をもちいて増殖させたものです。
実生苗のなかにはセルフ苗とかシブリング苗とか表記されたものがありますが、セルフ苗とはひとつの株の花粉を同じ株のめしべに交配させ取れた苗のことで、シブリング苗とは別固体同士を交配させて取れた苗のことです。
胡蝶蘭のフラスコ苗は密封容器に入っているので直射日光には決して当てないようにします! 新聞紙などを上に乗せて影にしておくと良いです。
苗はビンから取り出し、病気の感染を防ぐため、葉や根についた培地(寒天)を流水できれいに洗い落とします。
蕾がつき、花が咲いてきました! 品種にもよりますが、3〜5日で一輪づつ咲いていきます。10輪の花が咲くのは最初の花が咲き始めてから一ヶ月以上必要になる場合が普通です。
このためあまり輪数が多いものを咲かせると最初の花が咲いてから二ヶ月必要になったりし出荷後に最初に咲いた花がすぐにしぼんでしまう危険性があるため、蕾の数を調整することがあります。
一株一鉢のものを、数本寄せ植えしアレンジしているところです!
胡蝶蘭としては単鉢のほうが育成条件は良いのですが、流通、小売のために寄せ植えするのが一般的です。
出荷は衝撃吸収機能意と温度調節機能を備えた大型トラックに詰め込んで出荷されます!いってらっしゃい!!