胡蝶蘭は他の花よりも特に長く咲いています。そして花茎の一番根元に近い花から先端へ向かって順番に咲いていきます。最後の花が咲くまで、最初に咲いた花は長いものでは60日以上も咲き続けて、満開になる日を待っているのです。そして満開になったあとも、まだまだ咲き続けている場合ももちろんあります。
そんな胡蝶蘭も花の終わりはもちろんやって来ます。基本的に、最初に咲いた根元に近い方から枯れていきます。しおれた花は逐一取り除いてください。
花がしおれたら花芽を切り来季に備えますが、花芽を切るタイミングにはいろんな考え方があります。
胡蝶蘭を育てている身としては、最後の一輪まで花を楽しんでいただき、全部終わった時点で切ってもらえると本望ですが、花を咲かせていることは株にとっても負担になりますので、半分しおれたくらいのところで切る決断をされても良いかと思います。
|