ウイルス病について
こんばんは。
画像添付に少し時間がかかると思うので、画像が無くても大丈夫な質問をさせて頂きます。よろしくお願いします。
胡蝶蘭がウイルス病かどうか診断してくれる機関や蘭園など、あるのでしょうか。
おなじ品種が3株あり、同じような症状が出てきました。
具体的には、葉の色抜けのようなものです。
とても欲しい品種で、オークションで3株落札し、現在もとても元気です。
殆ど流通していなく、元気な株の為、諦めきれずにいます。
あと1点ですが、ウイルス病の場合、どれくらい離せば感染しないのでしょうか。
ハサミを共用しなければ大丈夫とも聞いたことがあり、迷っています。
以上の2点、よろしくお願いします。
たなひろ 2023/10/23(Mon) 19:01 No.28298
Re: ウイルス病について
ウィルス病は多種あるのですが、現在もっとも罹患率の高いCymbidium Mosaic Virus(CymMV)とOdontoglossum Ringspot Virus(ORSV)の2種に対する罹患検査キットが販売されています。
下記で検索してみてください。
http://cattleyart.com/welcome/flask-product/
ウィルス病の場合の隔離方法ですが、少なくとも葉が触れ合わないようにする必要があります。ハサミやピンセットなどを共用しなければ大丈夫という方もおいでですが、はっきりしたことは実は私もわかりません。
過去にCymMV罹患株(カトレヤ類)を隔離栽培していたこともあるのですが、症状はひどくなる一方で成長も不良、結局は焼却処分ゴミになったことがあるので、その後はCymMV罹患と思われる株は検査などせず早めに処分するようになりました。当初の罹患株の隔離は葉が触れないようにして、罹患株の鉢への水が他の鉢に触れないように、そして器具は石鹸水で洗うだけでしたが、器具が原因で感染が広がった記憶はありません。
最近は新規に株を購入することは無くなって既存株の管理だけなので幸いウィルス病とはしばらく無縁でいます。」
下記で検索してみてください。
http://cattleyart.com/welcome/flask-product/
ウィルス病の場合の隔離方法ですが、少なくとも葉が触れ合わないようにする必要があります。ハサミやピンセットなどを共用しなければ大丈夫という方もおいでですが、はっきりしたことは実は私もわかりません。
過去にCymMV罹患株(カトレヤ類)を隔離栽培していたこともあるのですが、症状はひどくなる一方で成長も不良、結局は焼却処分ゴミになったことがあるので、その後はCymMV罹患と思われる株は検査などせず早めに処分するようになりました。当初の罹患株の隔離は葉が触れないようにして、罹患株の鉢への水が他の鉢に触れないように、そして器具は石鹸水で洗うだけでしたが、器具が原因で感染が広がった記憶はありません。
最近は新規に株を購入することは無くなって既存株の管理だけなので幸いウィルス病とはしばらく無縁でいます。」
ひろし@小南部 2023/10/23(Mon) 22:01 No.28299
Re: ウイルス病について
ご回答ありがとうございます。
改めてウイルス病は厄介な病気と意気消沈しています。
完全隔離できればいいのですが、雪国ゆえ、暖房の効いた部屋を用意しなければならず、それも無理なので処分しようとおもいます。
画像も載せていただこうと思うので、ご覧になっての見解も、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
改めてウイルス病は厄介な病気と意気消沈しています。
完全隔離できればいいのですが、雪国ゆえ、暖房の効いた部屋を用意しなければならず、それも無理なので処分しようとおもいます。
画像も載せていただこうと思うので、ご覧になっての見解も、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
たなひろ 2023/10/24(Tue) 09:37 No.28300
Re: ウイルス病について
写真まち
たなひろ 2023/10/24(Tue) 09:38 No.28301
Re: ウイルス病について
画像アップありがとうございます。
この株は、最初は葉1枚だけ変化し始め、今は殆ど全部の葉が変化しました。
同じ品種の株があと、2つありますが、1枚ずつ変化しはじめました。
この株は、最初は葉1枚だけ変化し始め、今は殆ど全部の葉が変化しました。
同じ品種の株があと、2つありますが、1枚ずつ変化しはじめました。
たなひろ 2023/10/24(Tue) 20:37 No.28308
Re: ウイルス病について
画像を見る限りCymMVの初期症状に見えます。
色抜けが葉脈にそって広がり、葉の表面、裏面に凹凸が現れるようであればまずCymMVの可能性はさらに高まります。症状が進めば凹んだ部分が壊死し始めて黒っぽい斑点が連続するようになることが多いです。
オークションで入手された由ですが発送元がラン園などであれば補償を得られる可能性は0ではないようにも思いますが?どうでしょうね。
かつては生長点にウィルスは感染していないということが謂われたりして、ウィルス罹患株の成長点培養(メリクロン)株が生産され出回ったことがあるようですが、見込みに反してメリクロン株にウィルスが紛れ込んでいたケースはままあったように記憶しています。
色抜けが葉脈にそって広がり、葉の表面、裏面に凹凸が現れるようであればまずCymMVの可能性はさらに高まります。症状が進めば凹んだ部分が壊死し始めて黒っぽい斑点が連続するようになることが多いです。
オークションで入手された由ですが発送元がラン園などであれば補償を得られる可能性は0ではないようにも思いますが?どうでしょうね。
かつては生長点にウィルスは感染していないということが謂われたりして、ウィルス罹患株の成長点培養(メリクロン)株が生産され出回ったことがあるようですが、見込みに反してメリクロン株にウィルスが紛れ込んでいたケースはままあったように記憶しています。
ひろし@小南部 2023/10/25(Wed) 15:27 No.28311
Re: ウイルス病について
ひろし@小南部様
コメントありがとうございます。
胡蝶蘭は蘭園の出品だったので、本日メールしました。
回答待ちです。
検査キットも、教えて頂いたところにメールし、こちらも連絡待ちです。
進展がありましたら、ご報告します。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
胡蝶蘭は蘭園の出品だったので、本日メールしました。
回答待ちです。
検査キットも、教えて頂いたところにメールし、こちらも連絡待ちです。
進展がありましたら、ご報告します。
ありがとうございます。
たなひろ 2023/10/26(Thu) 20:47 No.28314
Re: ウイルス病について
お世話様です。 落札した蘭園から回答が有りました。
海外取引先からの回答だそうです。
「件の株は昔からある古い品種のため当方でも症状は確認されている。
ウイルスに似た症状が出ることがあるが、遺伝的なもので感染の恐れは無い
また、今年の酷暑も重なって症状が発生した可能性が高いと思われます。」
以上の回答と、購入した株の葉の鑑賞価値を損なうことは愛好家の方には残念な出来事なので、症状が出ていないメリクロン株の個体を再送付してくれるという事でした。
再送付はありがたいです。
遺伝については、理解できるような、できないような。
葉の症状の遺伝で、ウイルスは遺伝していない。と、理解してよいのでしょうか。
人間でいうと、親に顔は似ているが病気は遺伝しない?!。
感染確認キットはまだ購入していないので、また後日お知らせします。
ひろし@小南部様のご見解、よろしくお願いします。
海外取引先からの回答だそうです。
「件の株は昔からある古い品種のため当方でも症状は確認されている。
ウイルスに似た症状が出ることがあるが、遺伝的なもので感染の恐れは無い
また、今年の酷暑も重なって症状が発生した可能性が高いと思われます。」
以上の回答と、購入した株の葉の鑑賞価値を損なうことは愛好家の方には残念な出来事なので、症状が出ていないメリクロン株の個体を再送付してくれるという事でした。
再送付はありがたいです。
遺伝については、理解できるような、できないような。
葉の症状の遺伝で、ウイルスは遺伝していない。と、理解してよいのでしょうか。
人間でいうと、親に顔は似ているが病気は遺伝しない?!。
感染確認キットはまだ購入していないので、また後日お知らせします。
ひろし@小南部様のご見解、よろしくお願いします。
たなひろ 2023/10/28(Sat) 14:52 No.28315
Re: ウイルス病について
実際ウィルスは難しいです。重症化するCymMVやORSVばかりではなく重症化しないウィルスもあるからです。
ウィルスも遺伝子を持ち自己の複製をふやそうとする存在ですから、変異を経て、できれば宿主とともに生存(存在)できるように進化するものです。
わかりやすい例が最近のパンデミック、Covid19です。最初は重症化して死亡する患者が多かったですが、変異するたびに弱毒化し、無症状(にちかい)感染者により多くのウィルスをばらまいて感染者を増やす方向に短期間で進化しました。私はそのように観察したので副作用リスクの高い予防接種は4回でやめてしまいました。主治医も他の感染症の多発で忙しかったのもあったか5回目接種を勧めませんでした。
また、水疱瘡のウィルスは感染して軽症から無症状のまま体内に潜み続け宿主が高齢化して抵抗力が弱くなると帯状疱疹として症状を現すことがあります。帯状疱疹が感染するとは聞いたことはありません。回答は酷暑を引き金に持病が出現したこのような事象を説明したいのかもしれないと思いました。寄生してはいるがおとなしく宿主の中で居候、世代交代しているだけで感染力はないがたまに宿主に悪さするが重症化はしない・・・
ラン以外の植物の世界には古い品種で古くからある種のウィルスと折り合いをつけたまま世代を重ねている種や個体が存在することは珍しくないだろうと思います。果樹の世界ではよくしられています。
ランに限ればカトレヤ類の花弁の唇弁化にはある種のウィルスが関与したとされています。胡蝶蘭に限っても唇弁が失われがく片(ドーサル)が合着してしまう奇形花が頻繁に出現する個体の存在もある種のウィルスが関与しているだろうと思うのですが、感染することは無いらしいです。このような症状だということかも。
メリクロン株に関しては、クローン複製ですから「遺伝」という術語は正しくない気がします。「遺伝子」ならわかりますが。
ウィルスも遺伝子を持ち自己の複製をふやそうとする存在ですから、変異を経て、できれば宿主とともに生存(存在)できるように進化するものです。
わかりやすい例が最近のパンデミック、Covid19です。最初は重症化して死亡する患者が多かったですが、変異するたびに弱毒化し、無症状(にちかい)感染者により多くのウィルスをばらまいて感染者を増やす方向に短期間で進化しました。私はそのように観察したので副作用リスクの高い予防接種は4回でやめてしまいました。主治医も他の感染症の多発で忙しかったのもあったか5回目接種を勧めませんでした。
また、水疱瘡のウィルスは感染して軽症から無症状のまま体内に潜み続け宿主が高齢化して抵抗力が弱くなると帯状疱疹として症状を現すことがあります。帯状疱疹が感染するとは聞いたことはありません。回答は酷暑を引き金に持病が出現したこのような事象を説明したいのかもしれないと思いました。寄生してはいるがおとなしく宿主の中で居候、世代交代しているだけで感染力はないがたまに宿主に悪さするが重症化はしない・・・
ラン以外の植物の世界には古い品種で古くからある種のウィルスと折り合いをつけたまま世代を重ねている種や個体が存在することは珍しくないだろうと思います。果樹の世界ではよくしられています。
ランに限ればカトレヤ類の花弁の唇弁化にはある種のウィルスが関与したとされています。胡蝶蘭に限っても唇弁が失われがく片(ドーサル)が合着してしまう奇形花が頻繁に出現する個体の存在もある種のウィルスが関与しているだろうと思うのですが、感染することは無いらしいです。このような症状だということかも。
メリクロン株に関しては、クローン複製ですから「遺伝」という術語は正しくない気がします。「遺伝子」ならわかりますが。
ひろし@小南部 2023/10/28(Sat) 23:29 No.28316