葉のシワシワが改善しません

25480続けての投稿ですがよろしくお願いします
こちらも職場から根腐れしていたものを消毒し1週間乾かして葉水で対応していました
なかなか葉が復活しません
他にどのようなことをしたらいいでしょうか?

user.png まろん time.png 2021/02/02(Tue) 23:24 No.25480
Re: 葉のシワシワが改善しません
葉水は維持するための手段です。回復させる力はありません。
回復させたいのであれば成長できる環境(温度湿度照度)に置かねばなりません。
つまりこのままの状態では無理で、きちんと植え付けて最低気温15度以上最高気温25度、レースカーテン越しの日光に午前中当たる、というような環境で、適切な水やりをすれば、回復し始めます。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/02/04(Thu) 19:15 No.25481
Re: 葉のシワシワが改善しません
ありがとうございます。
空中栽培とかを考えてるのですが胡蝶蘭のためには植え付けた方が過ごしやすいのでしょうか?
user_com.png まろん time.png 2021/02/04(Thu) 22:10 No.25482
Re: 葉のシワシワが改善しません
空中を浮遊して生活しているわけではない胡蝶蘭ですから、何かに縋りつくものは必要です。それが管理のしやすさを考えての「素焼き鉢にミズゴケ植え」だとかプラ鉢にバーク植え」するのが常道です。
胡蝶蘭の生態(熱帯・亜熱帯・多湿な環境で樹にへばりついている)をどの程度理解なさっての「空中栽培」なんでしょう?
胡蝶蘭の生態をよくご存じの方にはこの掲示板は無用なものです。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/02/05(Fri) 01:38 No.25483
Re: 葉のシワシワが改善しません
ありがとうございました
user_com.png まろん time.png 2021/02/05(Fri) 03:08 No.25484
Re: 葉のシワシワが改善しません
胡蝶蘭の生態はよく調べてなんとか似た環境にしたいと思っていました。
根は着生するためのもので着生した木から栄養や水分は摂ってない、根も光合成を行うと調べて分かったのですが違うのでしょうか?
そう思ったので根を空気に触れさせたく空中栽培を考えていましたが、気温や湿度の大切さはわかりますがなぜ植え付けないと改善しないのでしょうか?
私の住んでるとこは温暖なため夜もほとんど10℃切りませんが最低気温を調べて必要な時は暖房をつけたまままや、簡易ビニール温室で湯たんぽを入れたりしています。
湿度も気をつけて加湿器や霧吹きを使用しています。
流石に写真のようにそのまま床に置いたりはしていません
根の状態がわかりやすいようにココヤシでできた入れ物から出して撮ったためです。
春になったら流木に着生を考えていました。
病気についてや疑問があったことを相談できる掲示板と思っていたのですが残念です。
user_com.png まろん time.png 2021/02/07(Sun) 13:26 No.25487
Re: 葉のシワシワが改善しません
理屈を並べるのは結構ですが、それならもっと細かな理屈を思い起こしてください。「なぜ樹木に着生しているか」です。

雷雨があるとしてとりあえず窒素肥料は雨で足りますが、その他の重要な養分であるリン酸とカリウムは雨では供給されません。熱帯雨林では樹木に着生する植物はランだけではありません。多様な植物が着生していて、さらにそれらに依存している昆虫や鳥類なども多いため、雨が樹皮を伝ってくる間に動物遺骸や糞からリン酸分、ともに着生している他の植物の分解物からカリウムが溶け出して供給されるのです。

根は単に水分養分を吸い上げるための器官ではなくて、自分の体を安定的に固着させるための吸着根でもあるのです。普通の植え込みではほとんど必要ないので発現しませんが、必要な場合には根から毛細吸着根を出してへばりつくのです。

根の伸び方は背光性ですから暗い方向へ延びます。着生シダ類の根塊にもぐりこめればランの根にとって最良の環境になります。光に当たっている状態では葉緑体を持ちますが、大気に露出している根よりも他の植物に隠れ、もぐ入り込んでいる根も多く、葉緑体を持たないので白いままです。

さて、家庭における栽培ですが、肥料分は三要素を与えることで解決できます。着生シダ類の根の代わりにバークやミズゴケで株を安定させることもできます。株がある程度安定しないと根(背光性)茎(向光性)の生長方向が定まらないので、成長のきっかけをつかみにくいのです。

さて、このような胡蝶蘭の根ですが、木部だけになってしまってつるんとした流木にくっついてくれると思いますか?無理ですよ。樹皮がある丸太ならある程度の期間は可能である可能性はありますが。

いずれにしても、あなたのような、自分の頭で考え、それが正しいと信ずるなら、他人の話など聞くべきではないですし、その道の先輩が申すことに反論することを考えるのではなくもっと自分で「なぜだろう?」と考えることです。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/02/07(Sun) 14:35 No.25490
Re: 葉のシワシワが改善しません
返信ありがとうございます。
私のいくつかの胡蝶蘭は着生してますし胡蝶蘭の本では素焼き鉢にそのまま着生させてもよいと書いてありました。
自分の考えでなく本なので色々調べた結果と違ったので知りたかったのです。
家で素焼き鉢に水苔で植えてる胡蝶蘭の根も窮屈そうに外にたくさん出てきていたのでどんな育て方が一番いいのか模索していました。
そこで空中栽培がいいのではと思い色々調べて聞いた結果です。
実際によく買う胡蝶蘭栽培農家さんでは吊り下げパンダや着生セットも売ってあります。
そういうのは間違っているということでしょうか?
そこの胡蝶蘭はとても立派で長持ちします。
user_com.png まろん time.png 2021/02/07(Sun) 15:20 Home No.25493
Re: 葉のシワシワが改善しません
間違っているとは思いませんが一般家庭では非常に難しい栽培方法ですから、経験の少ない方にはお勧めできません。

バンダ(Vanda)ですが胡蝶蘭より乾きに堪えるものが多いので空のバスケットに木炭片や素焼き鉢片を株が安定する程度に入れて栽培される方はおいでです。胡蝶蘭の場合、空バスケットは困難ですがヘゴ付けは可能です。
ただしそれを許す環境は並大抵のものではありません。設備の整った温室で、管理のベテランがいらっしゃるなら可能でしょう。あなたがそのような設備をお持ちであれば、あとは技術を磨くだけでヘゴ付けなどは十分可能と思います。

この掲示板は、そのような設備が無い、一般家庭での栽培の基本をお知らせしています。

一般家庭で最大の問題は冬場の湿度です。関東地方の一般家庭では夜間80%の湿度は維持できません。家内のコールドスポットで結露してしまい、湿度を維持するのが難しいのです。湿度を維持しようと加湿を続けると窓ガラスだけでなく北側の押し入れ壁面の結露でひどい目にあいます。
そのような場合ワーディアンケースで対応すればなんとかなる可能性はありますが、狭い場所に密閉するので病気にもなりやすくなり、一株が罹患したらケース内が全滅という実例もあります。

設備が無くても、夏場の成長期はなんとかなるのですが、冬に弱らせて葉を減らし、次第に株が小さくなって死なせてしまうのが落ちです。

普通に植えつけていれば、冬場の消耗はあるにしても、根が完全露出しているものよりは消耗が少なく環境の悪さにも耐えます。夕方と就寝前の葉水で消耗をかなりの程度防げます。

実際私がこの36年栽培している胡蝶蘭(ドリティス系)ですが、毎年咲かせていますが、株はいまだに葉が4枚から5枚、開花輪数は6~8輪です。東北北部の太平洋側、寒冷で冬は乾いて湿度が低い環境で、やませという季節風のため短い夏に出せる葉は1~2枚、花芽を出し、花芽出しから咲かせ終わるまでに1~2枚を消耗するというパターンです。3か月も咲かせておくのも胡蝶蘭の生長のためにはよくないのですが。
最近の頂き物はそれより性質の強い株が多くて同じ環境でもどんどん大きくなっている株もありますが。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/02/07(Sun) 16:26 No.25494
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