病気の可能性について

こんにちは。
新芽を順調に展開させていた株の、一番下の葉の根本に黒い模様の様なものが生じ、また、黄色くなってきました。
葉も少し黄ばんできたように思います。
これは病気でしょうか?それとも、古い葉を落とす自然な現象でしょうか?
こちらの株は以前1枚古い葉を落としましたが、その際は茎部分の黒い模様がなかったように、また、茎まで黄色くはならなかったように思うので、心配しています。
また、カットした花茎も急に萎れてしまったことも気になり、病気ではないかと疑っています。

気温は15℃〜30℃までに保ち、湿度も70%は確保していました。直射日光を避け、レース越しの日光が午前中あたる位置に置いています。
水やりは乾いたらコップ一杯程度を与えていました。

病気が疑われる場合、どのような対処をしたらよろしいでしょうか。
どうかご教示いただけますと幸いです。
容量オーバーのため、メールにて写真を送付させていただきました。

user.png かりん time.png 2024/07/12(Fri) 21:02 No.28627
Re: 病気の可能性について
管理人さんからの画像のアップを待っていますが、それまでの間に基本的なことを申し上げておきます。
葉の根本が黒変したものであれば病気の可能性は高いです。
一般的な老化の場合、葉先のほうから縮みながら黄化し、やがて全体が水分も無くなって薄くなり、茎との間にできる離層からポロリと脱落するものです。これはこれまで蓄えていた養分や水分また葉緑体の元となる窒素やミネラルをすべて回収するためにそうなるのですが、茎側からの黄変は何らかの異常、感染症である疑いが濃厚です。
できればなるべく早く、黒変部に殺菌剤(この場合はベンレート水和剤が良いかな)粉末を水を含ませた筆でペースト状に溶いたものを黒変部とその周囲に塗布しておいてください。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2024/07/13(Sat) 07:46 No.28628
Re: 病気の可能性について
28634管理人です。お待たせしました。2枚アップします。
【2週間前の様子】

user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2024/07/16(Tue) 10:33 No.28634
Re: 病気の可能性について
28635【現状】
2枚目です。
以上です。(現状と2週間前の様子 と合ってますでしょうか)

user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2024/07/16(Tue) 10:34 No.28635
Re: 病気の可能性について
28636特に深刻なものとも思えませんが雑菌によるいたずらですね。添付画像赤丸内を殺菌剤処理としておけば問題ないでしょう。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2024/07/16(Tue) 11:04 No.28636
Re: 病気の可能性について
管理人様、写真のアップをありがとうございました。
ひろし様、ご回答頂きありがとうございます。
深刻なものではなさそうとのことで、大変安心しました。
早速ご指示通り、殺菌剤を塗布します。
来年の春お花が見られるよう、大切に育てていきたいと思います。
また何かありましたら、相談させていただければ幸いです。
この度はどうもありがとうございました!
user_com.png かりん time.png 2024/07/16(Tue) 19:48 No.28637
Re: 病気の可能性について
>水やりは乾いたらコップ一杯程度を与えていました。

これに対するコメントをつけ忘れてました。
水やり方法について、ですが、葉の成長期と休眠期との水やりは違います。胡蝶蘭の多くは雨期乾期の区別のある気候帯産のものなので、基本的に雨期を葉の成長期にあて、乾期に葉の成長を止める代わりに花芽を造って乾期の終わりころに開花させます。
ですから家庭栽培での水やりも葉の成長期(通常春夏)には乾くまで待つのではなく「少し乾き始めたかも?」のタイミングでかけ流しで鉢底から余分な水が勢いよく流れ出すようにたっぷり、内部の空気も入れ替えるようにあたえ、これを5分おいてもう一度するのがコツです。
コップ一杯の水では水分は与えられますが、内部の空気は入れ替えられません。
最低気温が15度くらいになる秋冬は花芽は緩慢に伸長中ですが葉の成長は止まっています。この時期は乾いてから与えますが、水の与え方はかけ流しで鉢底から流れ出すように与えるのは成長期と同じですが、5分後の2度目はなしで一度きりにします。

胡蝶蘭の根は空気を好みます。根の周囲に新鮮な空気があれば根腐れのリスクはほとんどなくなります。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2024/07/18(Thu) 08:32 No.28639
Re: 病気の可能性について
ご丁寧に水やりについてのコメントまで頂き、ありがとうございます!
早速、次回の水やりから実践していきます!
気がつくのが遅れ、お礼をお伝えするのが遅くなってしまい失礼しました。
user_com.png かりん time.png 2024/07/24(Wed) 22:36 No.28643
病気の可能性について
ひろし様、度々お世話になります。
質問させて頂いた日から2週間ほど経ち、更に新芽が出始めた一方で、1番下の葉とその上の葉が同時に黄色くなり始めました。
やはり何か病気でしょうか。
気にし過ぎでしょうか。
何か対策などありますでしょうか。
いつもお世話になります、どうかご教示頂けましたら幸いです。
現状の写真は、メールにて送付させていただきました。
user_com.png かりん time.png 2024/07/29(Mon) 19:57 No.28649
Re: 病気の可能性について
28650お写真3枚アップします。
user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2024/07/30(Tue) 10:04 No.28650
Re: 病気の可能性について
286512枚目です。
user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2024/07/30(Tue) 10:10 No.28651
Re: 病気の可能性について
286523枚目、以上です。
user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2024/07/30(Tue) 10:18 No.28652
Re: 病気の可能性について
茎下部に雑菌の影響があるのかな?
とりあえず葉の付け根の黄変部とその周囲に再度殺菌剤ペーストを塗布しておいて2~3日様子をみてから、その後の状況をまた画像でお知らせください。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2024/08/01(Thu) 09:40 No.28667
Re: 病気の可能性について
ひろし様、ご無沙汰しています。
こちらの株ですが、その後下2枚の黄色くなった葉が落ちました。
前回の投稿で小さかった葉は成長し、最終的に5枚の葉を残して冬を迎えました。
アドバイス通り、殺菌剤を塗布したおかげで持ち直したものと思います、その節はありがとうございました!

今回は花芽についてのご相談です。
その後花芽を出し、蕾が分化し始めたかな?とワクワクしていたところでピタリと生長が止まり、少し膨らんだ蕾も黄色くなってしまいました。
生長が止まったのは、支柱に誘引したタイミングだったように思います。

この後つぼみを出させるために、できることはありますでしょうか?
難しい場合、生長が止まってしまった原因として、考えられることは何でしょうか。
また、来年以降の対策をご教示いただければ幸いです。

年間を通して、肥料やけを恐れて肥料は与えていませんでした。
秋以降の生育環境は以下の通りでした。

・10℃以上を保っていました
・湿度管理の重要性に気が付かず、寒くなってからの湿度は20%〜40%ほどでした(霧吹きは1日1度)
・エアコンの風は当たらないようにしていました
・水やりは10日〜14日に1度ほどでした

例によって、画像はメールにて送信させていただきます。管理人さん、いつもお手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
user_com.png 果林 time.png 2025/02/19(Wed) 21:08 No.29008
Re: 病気の可能性について
29009お写真3枚、アップします。
user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2025/02/20(Thu) 11:08 No.29009
Re: 病気の可能性について
290102枚目です。
user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2025/02/20(Thu) 11:09 No.29010
Re: 病気の可能性について
290113枚目です。
user_com.png こちょうらん(管理人) time.png 2025/02/20(Thu) 11:12 No.29011
Re: 伸びを止めた花軸
ごめんなさい、返信が遅れました。
結論から申せば、この時点で積極的に打つ手はありません。株がこのまま花軸を放棄して開花を休むか、あるいは花軸先端からまた伸びだすか、あるいはまた、別の花軸を用意するのかは株に任せるしかないのです。今は胡蝶蘭の生存管理を続けて様子見するしかありません。

胡蝶蘭の花芽、花軸の成長はデリケートで、一般家庭での栽培ではどうしても難しいものになります。
胡蝶蘭の花軸の成長はつぼみが開花サイズになる前は、光の来る方向に向かう性質があるため、(向光性)生産者温室でなら光は自然状態で上から来ますから花軸は上に伸びますが、光が良くて斜め上、悪ければほとんど横からしか来ない一般家庭では花軸は横に伸びます。
これを誘引するのがじつはかなり難しいのです。

花軸に強いストレスをあたえると花軸の生長をとめます。お訪ねはそのような状態に見えます。支柱への誘因がストレスになったと考えられます。
花軸の成長初期には光の当たりぐあいを見ながら花軸の伸びる方向を週に2度ほどはチェックしながら光で誘引しなければなりません。
私の場合、光は斜め上からくるので花軸生長初期から葉の高さを越えるころに株の向きを裏表ひっくり返します。伸び具合を見ながら必要であればまた変えます。花軸は生産者のもののようにはできず、弓型にしかできませんが開花後家で飾るには十分です。

また小さな蕾は触れただけで枯れ、死んでしkまいます。つぼみの枯死の原因は物理的な接触のほかに、低湿度も原因になります。花軸成長期は最低でも40%以上、望ましくは60%以上の湿度が必要です。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2025/02/24(Mon) 09:18 No.29014
Re: 病気の可能性について
ご返信いただきありがとうございます。

誘引のストレスが原因だったのですね。可哀想なことをしました。
お花が見れないのは残念ですが、自分で思っていた以上に繊細なものだと分かり、大変勉強になりました。
来年はなるべく支柱への誘引を行わず、光の向きを意識したながらものびのびさせて生長を見守りたいと思います。いつも分かりやすく丁寧なご指導をありがとうございます。

今回の花芽についてですが、新しく蕾をつける気配がなさそうな場合は、早めに切ってしまったほうが良いでしょうか?
user_com.png 果林 time.png 2025/02/24(Mon) 15:12 No.29016
Re: 病気の可能性について
この場合3か月は「株任せ」にしてください。
株が花軸を放棄すれば自然に枯れます。枯れ始めたら切除してください。
3か月経過してもそのままの場合は判断が難しいので再度画像とともにご相談ください。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2025/02/25(Tue) 08:14 No.29017
Re: 病気の可能性について
承知しました!

いつもありがとうございます。
また何かありましたら、ご相談させていただければ幸いです。
user_com.png 果林 time.png 2025/02/25(Tue) 08:29 No.29019
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